親鸞会と、教えを説かぬ寺の被害

親鸞会と寺院の構図 〜教えを説かぬ寺の被害〜

「いつ頃からこのような風景がなくなってしまったのだろうか」……。
本願寺派の機関誌『本願寺新報』(平成17年12月1日号)のコラムにそんなつぶやきが載っていた。
" このような風景"とは、家族そろって勤行をする姿である。昔ならどこでも見掛ける光景だった。

平成17年10月、『本願寺新報』の1面に、親子三代で一緒に勤行をしている写真が載った。
「どうしてこれがニュースになるのか?」、お叱り覚悟の記事のはずが、「とてもよかった」の反響に、記者は複雑な気持ちになったという。それほど珍しい光景になったのか……。これが冒頭の"つぶやき"の真相である。

作家の吉川英治氏が、「目には見えず、しかも急速に、真宗崩壊の音が、どこかでするばかりである」と警鐘を鳴らしたのは五十年以上も前だった。今や朝夕の勤行の習慣さえ、なくなったのを悲しまずにはいられない。

親鸞会では、朝夕、家族そろって勤行をする。『正信偈』と『御文章』を拝読するままが信仰心を育み、家庭が法の香りに包まれ、やがて明るい未来へと通じていくことだろう。

それにしても、東西本願寺を始め、真宗各派の現状を見るにつけ、いたたまれない気持ちになる。
「歴史上の人物ペストワン」とまで賞賛されている親鸞聖人、その教えを学び求めたい人は数多く存在する。しかし、本来仏法が説かれる場である寺が、教えを説かないとするならば、そのご門徒の方々は、寺による被害者と言わざるをえないのではなかろうか。

真宗教団の現状を真正面から捉え、寺院のあるべき姿とは何なのか。多数の方から寄せられた声を、一つのサイトにまとめてみた。
浄土真宗親鸞会とは、どんな団体なのか関心のある方、また浄土真宗の現状を嘆く寺院関係の方、親鸞聖人の教えを学びたいと思っている方、ここを訪れるすべての方々に、大いに参考にして頂きたいと思う。

 

更新情報

H18.09.07 かくて私は寺の使命に目覚めたを追加。

リンク集

親鸞会関連リンク集

参考サイト

 浄土真宗を憂う 西本願寺・東本願寺のあるべき姿とは
 親鸞会 批判の真実

 

親鸞会と寺院の構図